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青年海外協力隊OB - 加藤光之さん(タンザニア)
その他
タンザニア青年海外協力隊
この記事の投稿者JAGA
今週は、タンザニア連合共和国(United Republic of Tanzania)をピックアップ!
アフリカ大陸最高峰のキリマンジャロ(標高5895m)があり、キリマンジャロコーヒーは日本でも有名!
<国の位置>
中央アフリカ東部の共和制国家で、イギリス連邦加盟国である。ケニア、ウガンダ、ルワンダ、ブルンジ、ザンビア、マラウイ、モザンビークと国境を接し、タンガニーカ湖対岸にはコンゴ民主共和国があり、またインド洋に面する。
首都…トドマ
(法律上の首都であり、国会議事堂が置かれている。人口約195万人)
<面積>
94.5万平方キロメートル(日本の約2.5倍)
<人口>
4,622万人(2011年:世銀)
<宗教>
イスラム教(約40%)、キリスト教(約40%)、土着宗教(約20%)
<言語>
スワヒリ語(国語)、英語(公用語)、各部族語(地方語)
<民族>
スクマ族、マコンデ族、チャガ族、ハヤ族等(約130)
<気候>
タンザニアは年間を通して暑く、沿岸部は暑くて湿気の多い熱帯気候。中央部は乾燥していて、 山岳地は半温帯。高原地域は、季節によって気温の差があり、もっと乾燥している。
6月から10月にかけては、北部の高地では約10℃、沿岸部では約23℃と、地域によって気温の差がある。
12月から3月にかけては、晴れの日が多く、気温も20℃から30℃となる。
旅行に適したシーズンは、1月、2月で、観光客も多く訪れる。
<食べ物>
約130部族のほとんどで、料理や飲み物に対する嗜好が異なる。沿岸部では、米と緑の野菜(ムチチャ)か魚または肉が一般的な食事。
それに対し内陸部では、蒸したグリーン・バナナ(マトケ)、トウモロコシやキビの粉から作るウガリを主食とし、おかずには豆や魚、肉を食べる。
脂肪分の多いココナツ・シチューはトウモロコシ粉や米と一緒に食べられている。
豆や肉と料理されたトウモロコシ(マカンデ)はキリマンジャロ地域のパレ族などの主食。
トウモロコシやキビ、米は、木のすり鉢と太い棒で脱穀する。トウモロコシ、キビ、乾燥キャッサバを粉にし、熱湯で練りかためてウガリを作る。日本のそばがきのようなもの。丸めておかずの煮汁につけて食べる。
飲み物は、穀物やバナナ、サトウキビ、蜂蜜、タケのジュース、ヤシのジュースなどから作られる。加工された飲み物を一晩以上置いて発酵させた、軽い酒や薬効のある酒も飲まれる。
出典・参考:外務省HP、駐日タンザニア連合共和国HP
今週のゲストは…
JICA青年海外協力隊OBの加藤光之さん
現在はICA北海道(帯広)勤務。
■よろしくお願いします。
加藤さん 以下加)こんにちは。よろしくお願いします。
■加藤さんは、2002年7月から青年海外協力隊に参加、2年間タンザニアで「村落開発」という職種で活動され、現在はJICA北海道(帯広)で研修員受け入れの仕事をされています。 まずは、加藤さんが2年間活動されたタンザニアについて伺います。
加)アフリカの東海岸にあり、面積は日本の約2.5倍、人口は約4000万人の国で、雄大な自然と様々な野生動物が見られ、アフリカ大陸最高峰の山であるキリマンジャロもあります。大きな都市は、ビルがたくさん建っていたり、渋滞もひどくあまり自然を感じられませんが、少し郊外に出ると広いサバンナが果てしなく広がっていて雄大な自然を感じることができます。また、近くには、ザンジバル島という海がとてもきれいでリゾートもあります。
■タンザニアでの食事はいかがでしたか?
加)ウガリというトウモロコシやキャッサバ、雑穀から作られる餅のような主食があり、肉や魚と一緒に食べるのですがもちもちしておいしいです。牛、豚、鶏の他、山羊の肉もよく食べられていておいしかったです。田舎ではおやつとしてクンビクンビという羽蟻の羽をむしってフライパンで塩をふって炒めたものもありましたが、これも慣れるとおいしかったです。果物のマンゴーやパイナップルは驚く程甘くておいしかったです。
■言葉は不自由しませんでしたか?
加)派遣前訓練でスワヒリ語を勉強して、現地でも赴任後1ヶ月近く勉強ができたのでボランティア活動を始める頃はある程度話すことができました。その後も、毎日現地の人達と辞書を片手にたくさん話していく中で自然に身に付いていきました。
■「村落開発」というと、どのような仕事をしていたんですか?
加)市役所の地域開発課に配属され、村落部の地区を巡回してエイズ教育の普及活動、生活改善として改良かまど、洗濯板、石鹸作りや日本料理の紹介等をしていました。
※(「村落開発普及員は、現在「コミュニティー開発」という言葉に変更になりました。
♪ レディージェイディー「Usiusemee Moyo(ウシウスメー モヨ)」
タンザニアの有名な歌手
■加藤さんが、ボランティアに応募したいと思われたきっかけは何ですか?
加)学生時代からアフリカやアジアを旅していて、海外にとても興味がありましたし、実際に現地の人と同じように生活してボランティア活動をしながら自分自身も勉強したいと思い応募しました。
■ボランティアに参加して、一番「良かったな」と思ったのはどんなことですか?
加)現地での活動を通してたくさんの人と触れ合い、仲良くなり、助け合うことが出来て良かったと思います。様々な考え方や価値観も学び、自分自身とても良い勉強ができたと思っています。
■お休みの時はどのように過ごしていましたか?
加)近所の人達と遊んだり、少し足を伸ばして湖や滝等の観光地にも行ったりしていました。町や活気のある市場を歩くのも楽しかったです。
■7月からJICA北海道(帯広)で勤務されているとのことですが、協力隊の経験が現在の仕事に生かされていると思う点はありますか?
加)協力隊経験から得た様々な考え方や価値観等、何かは役に立っていると思っています。また、タンザニアから来ている研修員に会うと昔の友達に会ったような嬉しい気持ちになります。今でも海外とのつながりを持てる仕事ができて嬉しく思っています。
♪ レディージェイディー「Binti(ビンティ)」
■ありがとうございました!
【JICA海外ボランティア募集説明会のお知らせ】
青年海外協力隊・シニア海外ボランティアを募集中です。
≪体験談&説明会≫
10月19日(土)
時間:午後1時~3時
場所:JICA北海道(帯広)オリエンテーションルーム
帯広市西20条南6丁目1-2
参加無料・予約不要・入退場自由
海外ボランティア募集の締切りは、11月5日(火)。
体験談&説明会に関するお問い合わせは、
JICA北海道(札幌)011-866-8333。
募集に関する情報は、JICAホームページをご覧ください!
http://www.jica.go.jp/volunteer/
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