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JICA帯広研修員 - プリスカさん(ザンビア)

JICA帯広研修員

ザンビア

JAGA

この記事の投稿者JAGA

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今週は、ザンビア共和国(Republic of Zambia)をピックアップ!

<国の位置>
アフリカ南部に位置する共和制国家で、イギリス連邦加盟国。かつてはイギリス領北ローデシアであった地域である。内陸国であり、コンゴ民主共和国、タンザニア、マラウイ、モザンビーク、ジンバブエ、ナミビア、アンゴラ、ボツワナの8つの国に接している。

首都はルサカ。

この国と南隣のジンバブエとの国境に流れるザンベジ川には、世界三大瀑布の一つと称される「ヴィクトリアの滝」がある。アフリカを代表する動物、ゾウ、カバ、キリン、シマウマ、ヌーも多く住み、大自然が大変良く残されている。

国名は「ザンベジ川」に由来する。毎年3月末から4月の初めに、雨季を迎えた河は氾濫を繰り返す。そのため、王家一族でさえも高地に移動しなければならなかった。この儀式が今でもモングで見られる「クオンボカ祭り」。ザンベジ川は南へ下り、やがてヴィクトリアの滝へと姿を変える。8ヶ国に囲まれながら、戦争の歴史をもたない穏やかな国民性は、ザンベジ川があることに起因しているかもしれない。

<面積>
75万2614平方キロメートル(日本の約2倍)

<人口>
1,347万人(2011年:世銀)、人口増加率4.2%(2011年:世銀)

<民族>
住民は、バントゥー系民族のトンガ人、ニャンジャ・チェワ人、ロジ人、ベンバ人、チェワ人、トゥンブカ人、ンゴニ人、カオンデ人、ルンダ人、Lovale、ララ人(英: Lala)、ムワンガ族などが全体の99.5%を構成する。その他にもヨーロッパ人やアジア人、アメリカ人が0.5%ほど存在する。

<宗教>
国民の信仰する宗教はキリスト教が50%-75%、イスラム教とヒンドゥー教が25%-49%、伝統的宗教が1%である。

<首都ルサカ>
トランなどの施設も比較的整っている。ザンビアの伝統文化に触れたければ、カブワタ文化村がおすすめ。お土産にも最適な、軽くてかわいらしいキリンやカバなどの木彫りの置物造りの実演も見られる。ルサカ国立博物館では村の生活を再現した模型が展示されており、伝統的な暮らしの様子をかいま見ることができる。ザンビアの「衣食住」を知るには最適の場所。
そのほか町なかには、ステンドグラスが美しいアングリカン大聖堂がある。シティ・マーケットにも足を延ばすと、いわゆるザンビアの庶民の台所で、多くの食料品が売られている。そのほかにも古着、中古品等いろいろなものが売られていて、見ているだけでも飽きない。

<カフエ国立公園>
ルサカから約250km、モングへ行く途中に位置する2万2500㎢の広さを誇るザンビア最大の国立公園。これまでほとんど開発が行われてこなかったため、手付かずの自然が残されている。シマウマやバファロー、アンテロープなどの草食動物をはじめ、ライオンやチーター、ヒョウ、ジャッカルなどの捕食動物が生息し、鳥類も400種類にも及ぶとされている。公園内を流れるカフエ川とランガ川は釣りにも最適。雨季になると雨水が川から流れ出して北西に広がるブスアンガ平原を潤し、あたりはカバの群れでいっぱいに。乾季になってもいくつもの水たまりが残るため、多くの動物たちを惹き付けている。

出典・参考:外務省HP、ウィキペディアHP、地球の歩き方HP

今週は…
JICA研修員のプリスカさん

■よろしくお願いします。まずは自己紹介をお願いします。

プリスカさん 以下プ)はじめまして。プリスカさん。ザンビアから来ました。仕事は公務員です。コースは畜産振興です。どうぞよろしくお願いします。

■ザンビアについて教えてください。

プ)ザンビアには72の部族が住んでいて私はベンバ族です。72の部族がいるため、それぞれの部族が異なった文化や風習をもっています。また、年中さまざまなお祭りが行われます。ザンビアには、たくさんの国立公園があり、多くの野生動物がそこに生息しています。また、ザンビアの人々は家族のように助け合って、生活している所が好きです。ザンビアの人たちはとても親切で心が穏やかです。ザンビアには大自然があり、野生動物やヴィクトリアの滝があります。ビィクトリアの滝はザンビアで最も有名な場所で、本当に巨大な滝です。世界自然遺産に登録されています。

■主要産業はなんですか?

プ)ザンビアではとうもろこしが最も生産量が多いです。また、銅も取れるため、とうもろこしと銅を国外に輸出しています。

■言葉について教えてください。

プ)職場では公用語である英語か、ザンビアで話されている言葉「ベンバ語」を使います。仕事で関わる農家の方々は英語が話せない人もいるのでその際は、英語ではなくベンバ語を話します。コミュニケーションをとる場所や人によって言葉を使い分けます。

■あいさつを教えてください。

プ)こんにちは⇒ムリシャーニ
   さようなら⇒カフィケニポ
   ありがとう⇒ナトテラ

♪ パパ・ブルーノ 「ナリミテモ」

■観光客にオススメの場所を教えてください。

プ)一番のオススメは「リビングストン」という観光が盛んな町です。リビングストンには、ザンビアで最も有名な滝「ヴィクトリアの滝」があります。この滝は幅が2kmくらいあって、ザンビアとジンバブエの国境をまたがっています。滝にはいつも虹がかかっていて消えることがないんです。また、ヴィクトリアの滝ではバンジージャンプもできます。滝の上にかかる橋からジャンプするのですが、水のすぐ近くまで飛べます。ぜひ一度来て挑戦してみてください!絶対楽しいですよ。イギリスの探検家リビングストンがこの滝を発見し、そのあまりの大きさに驚いて、当時のイギリス女王であるヴィクトリア女王の名前を滝につけました。ザンビアでは「モシ・オア・トゥンヤ」と呼ばれ、『雷の音が鳴り響く水煙』という意味があります。ヴィクトリアの滝がある「リビングストン」という町の名前もこの探検家の名前が付けられました。ザンビアにはその他に自然動物保護区が多数あり、ライオンや像、キリンやヒョウなどの野生の動物が保護されています。ノースグアンガア国立公園や、サウスグアンガア国立公園があり、野生の象や、キリン、チーターを間近で見る事ができるんですよ。バードウォッチングをするならブルータグーンパークです。とっても素敵な場所です。それから、ザンビアは芸術家が刺激を受ける場所としても知られています。多くの芸術家がザンビアで活動し、作品を排出しています。

■オススメのシーズンを教えてください。

プ)11月から4月の雨季の時期です。この時期は植物が緑になります。晴れた日にはたくさんのフルーツがなります。

■オススメのお土産を教えてください。

プ)ザンビアの主要輸出品である「銅」で作られたザンビアの地図がおすすめです。地図以外にもお皿やスプーン、動物の置物などもいいかもしれません。また、伝統的な民族品として「ンゴニ・シールド」という盾がお土産におすすめです。日本では絶対見つけられない、レアなアイテムです。

■ザンビアの料理について教えてください。

プ)私は「シマ」が大好きです。「シマ」はとうもろこしのお粥で、ザンビアで取れる野菜と魚と一緒に食べます。シマの食べ方は部族や地域によって異なります。鶏肉や、豆、カペンターと呼ばれる小さないわしと一緒に食べます。

■オススメの飲み物はなんでsか?

プ)ザンビアのビール「モンコーヨ」や「チブワント」があります。特別な方法で醸造したビールです。甘い味が特徴です。その他、ザンビアではグアバやマンゴー、パパイヤ、バナナなどのフレッシュな果物がたくさん取れるため、それらを使ったグアバジュースやマンゴージュースは本当に美味しいですよ。

■どんなデザートがありますか?

プ)これはもちろんザンビアで取れる果物です。本当に甘くて美味しいです。

■ザンビアの人たちが好きなことはなんですか?

プ)ネットボールが大好き。国民的なスポーツです。また、バスケットやバレー、サッカーも人気があります。

■どんなお祭りがありますか?

プ)お祭りといえば、やはりキリスト教にとっては特別なクリスマス、そして新年、イースターです。盛大に祝われます。これらのお祭りの際は、みんなが教会に集い、みんなでご飯を食べて、プレゼントを交換します。とても幸せな気持ちになります。

■ザンビアの結婚式について教えてください。

プ)ザンビアでは新郎が結婚式に関わる全ての費用を出します。新婦は結婚後の生活で必要となる調理器具を買います。結婚式の前には特別なセレモニーである「マタベト」が行われます。新婦はザンビアの結婚式のための伝統的な料理やヨーロッパ料理などを作って新郎の家族と一緒に食事をします。結婚式の日には教会で正式な儀式が行われた後、パーティが行われ、ダンスをしたりして盛大にお祝いします。

♪ アドナイ 「ンシャモナコ」

■帯広はどんな印象ですか?

プ)ザンビアから帯広まで26時間かかりました。帯広は静かで本当に素晴らしい場所です。帯広の人たちは優しくて親切な人が多いと感じました。

■驚いたことはありますか?

プ)日本の文化に一番驚きました。日本の人たちはフレンドリーでいつも笑顔を絶やさないですね。2つ目が家族の人数の違いです。日本の家族構成はザンビアの家族構成よりも小さくてびっくりしてしまいました。一つの家族が2人から3人というのはザンビアでは考えられないですね。ザンビアでは家族や親戚も一緒になって暮らすので、7人~10人、またはそれ以上の人たちが一緒に暮らすことは一般的です。

■帯広では何を楽しんでいますか?

プ)盆踊りが楽しかったです。それから花火大会も楽しみました。研修の合間の休日には街の雰囲気を見て観光も楽しむことができましたし、JICAの施設の周りを探索して楽しむこともできました。日本に滞在中、日本語を耳にする機会があり自分の言葉であるベンバ語と日本語の発音がとても似ていることに驚きました。日本語をもっと勉強してみたい、という気持ちになりました。それから、日本に来てから日本食が好きになりました。特に魚が大好きです。

■お仕事はなんですか?

プ)私は農業畜産省で働いています。

■ザンビアでJICAはどんな活動をしていますか?

プ)畜産や農作物の生産量の向上にむけた技術提供や人材育成をしています。また、森林保全や水道、施設、道路などの整備に関するプロジェクトも行っています。

■研修コース「持続的農村開発のための畜産振興」について教えてください。

プ)持続的に畜産物を生産できるよう改善してくための知識と技術を学ぶためのコースです。生産性向上のための家畜管理や乳牛・乳製品の流通、また品質管理、その他多くのことを学びました。ここで学んだ知識と技術は、ザンビアの畜産改善計画や畜産省の組織作りに役立てたいと思います。特に地方の畜産農家の人たちが安定した畜産業ができ、将来的に国際的なレベルにまで改善していくということが目標です。これを達成するためにも、ここで学んだことを最大限に活かしたいと考えています。

■最後にメッセージをお願いします。

プ)研修を企画してくださったJICAスタッフのみなさんに感謝しています。畜産に関わる問題を改善するための対策など多くのことを学ぶことができました。また、帯広のみなさんは本当に素晴らしい方々でした。言語の壁があっても私たちが困っている時いつも助けしようとしてくれました。また、日本の家を訪問する機会がありましたが、大変心地よい気持ちになりましたし、とても勉強になりました。ありがとうございました。

I’m really thankful to JICA Obihiro and the staffs and management organisers who support this of the course to afford me this rare opportunity to study the course sustainable animal agriculture. I have learnt a lot especially from broad coverage of course, the knowledge would be beneficial to improve rural lifeblood of animal agricultural farmers and also as a tool to handle other problems through strategic planning. To Obihiro community, you are really wonderful people in spite of language barriers you really been ready to assist when need arose and thanks also for opening your homes to enable us experience family visit of the Japanese home the experience was really educative.

♪ デビディン・ダラマ 「ヤーウェ ニモヘ カンジェケラ」

■ありがとうございました!

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クリスマス・イブの1994年12月24日に開局したコミュニティーFM局。十勝に根差し、リスナーとの共感を大事に放送しています。

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