ＦＭ－ＪＡＧＡ20周年を記念した新コーナー
十勝の技、十勝産、十勝の自慢の一品などを紹介する
「メイドイン☆ＴＯＫＡＣＨＩ」。

十勝っ子なら一度は食べたことがあるでしょう。
「ラワンぶき」をご紹介します。

ラワンぶきとは、足寄町の螺湾（ラワン）地域に生息するふきで
草丈約２ｍ以上・茎の直径が約１０ｃｍにもなる大きくなるフキです。

肉質も柔らかく、植物繊維が普通のフキより約３倍ほどあるそうです。

螺湾ぶきを長期保存するときは
茹でたあとに20％の塩で漬け込んでおくとちょうど良いそう。

さて、その茹で方ですが
通常のふきと同じように10分～15分茹でたあとに
冷水につけ、そのあと皮をむいたら
半日ほど水につけてアクの抜きをします。

これでおいしく食べれます。

足寄町ではこのラワンぶきを加工した商品もあり、
お漬物や炊き込みご飯の元にもなって販売されています。

ふきは、食物繊維が豊富でコレステロールの排出や、便秘に効果があり高血圧や動脈硬化の予防になったり、
塩分の排出を助け血圧を下げる働きや
利尿作用のあるカリウムも多く含まれています。

ふきの苦みはポリフェノールの一種クロロゲン酸で
食中毒の予防、抗酸化作用などにも効果があると言われています。

十勝の豊かな大地でそだった大きなふきには
たくさんの栄養が含まれているんですね。