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- 「思いを形に。」 陶芸、順心窯…
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「思いを形に。」 陶芸、順心窯の青木紀子さん
遊ぼう!十勝
この記事の投稿者JAGA
今日は陶芸!
本別町南2丁目にあります
「順心窯」の青木紀子さんにお話を伺います。
-僕は、夏は外でアウトドアスポーツ、
冬は陶芸など文化的なことを楽しむというようなイメージがあるのですが、
陶芸は、季節によって取り組みやすいといったようなことはあるのでしょうか。
季節は関係ないですね(笑)。
よく「冬場は仕事をしないのですか?」と聞かれますが、あまり関係ありません。
窯に火があればいいわけですので。
ただ作品を作るにあたって、
火を焚き過ぎると乾燥し過ぎるので、その辺は気を使うことがあります。
-簡単に順心窯についてご紹介頂けませんでしょうか。
現在の本別町南2丁目に平成9年から開いている窯です。
-順心窯では陶芸を習う事は出来ますか?
はい。13年前から教室を開いています。
-習っている方の年齢層はおいくつぐらいでしょうか?
40歳、50歳代の方です。
以前は若い方もいらっしゃっていたのですが、子供さんができて来れなくなってしまいました。
まとまった自分の時間を持てるようになった年代の方が多いですね。
-自分の作品を作るというのに憧れます。
青木さんの作品の特徴はどのような所でしょうか。
御飯茶碗や湯飲みなどの生活陶器を作っています。
-青木さんはお料理はお好きですか?
自分が料理をしなければならないので…。
自分が作った器を、料理に合わせて、
「これっ」ていうふうにいつも使えるわけではないですが、
「こんな器があると使い勝手がいいのかな」と思いながら器を作っています。
-青木さんの器は何色が多いのでしょうか?
木の灰を使っており、
淡いグリーンに仕上がります。
-陶芸の世界に入ろうと思ったきっかけを教えて頂けますか。
本やテレビに
「ろくろ」を引いている場面があり、
「やってみたい」と思いました。
以前は千歳に住んでいたのですが、
「陶芸がおもしろそう」とそんなことを友達と話しをしていたら、
長沼の陶芸家を紹介して頂き、通うようになりました。
-想像したものを作れるようになるには時間が掛かりますか。
才能よりも、
コツコツと続けていけるということが
上達には必用だと思います。
-やはり作品を作っている時は集中力が高まりますか?
はい。作品を作っている時は集中が高まります。
むしろ必要です。無心になりますね。
-器を完成させるのにどれぐらい時間が掛かるものなのでしょうか。
形を作るには決して時間を掛けたら良いというわけではありません。
しかし、作品を完成させる全体の工程にはそれなりの時間がかります。
乾かす、仕上げ、素焼き、釉薬(うわぐすり)、本焼きを経て、完成となります。
-陶芸のどのようなところに魅力を感じていらっしゃいますか。
最初は、土の塊から形が出て行くというおもしろさでしょうか。
最終的には、納得のいく作品を作ることに魅力を感じています。
焼き上げて、釉薬を使って、
焼き上がりを期待しながら作品を作りながらも
完全にこれで良いというものはなかなかできません。
だからこそ、努力を続けられるのだと思います。
-陶芸を始めたい方は、どうしたらいいでしょうか。
基本的なことをまず教室に通って教えてもらったほうがいいと思います。
その後、自分でどういうものを作りたいか
どのように作ったらいいのかを考えていけばいいのではないでしょうか。
-最後にラジオをお聞きの皆さんに一言お願いします。
10月31日(金)~11月2日(月)まで、
順心窯で『秋の器展』を開きます。
私、順心窯の作品の発表はもちろん、
教室の生徒さんの1年間で作った作品の発表、
中札内村の養護学校の生徒さんの作品も展示します。
最終日の2日13時30分~からは
フルートの演奏会もあります。
是非起こし頂きたいと思います。
-ありがとうございました。
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