- HOME
- ☆8月19日☆帯広百年記念館『…
- ☆8月19日☆帯広百年記念館『…
PROGRAM BLOG番組ブログ/
☆8月19日☆帯広百年記念館『過ぎ去りし街角』☆
レポート
荘田喜與志さん写真展帯広十勝
この記事の投稿者JAGA
帯広百年記念館にお邪魔しました。
2階特別展示室では特別企画展
『過ぎ去りし街角』を開催していました。
荘田喜與志さんの見た十勝・帯広
昭和20年代から平成初期までの生活風景を記録した写真を展示していました。
帯広百年記念館・学芸員・大和田努さん
ありがとうございました。
※緊急事態宣言の為、9月12日迄臨時休館しています。
リポートでお邪魔した8月19日時点の情報を掲載しています。
◆特別企画展『過ぎ去りし街角』◆
昭和20年代後半から平成初期にかけて、
地域を写真で記録した荘田喜與志さんの写真資料を展示しています。
展示を通じて、荘田喜與志さんの記録への姿勢や、
帯広・十勝の高度経済成長期やそれ以降の変動をご覧いただけましたらと思います。
◆この特別企画展を開催しようと思ったきっかけ◆
令和2年に荘田喜與志さんが残念ながらお亡くなりになったことがきっかけのひとつで、
今まで整理していた写真資料を改めて帯広・十勝の歴史の中で位置付けて展示してみようと考え、
展示を企画しました。
◆お客様の様子は?◆
アンケートには当時のことを思い起こすといったような感想が多いです。
また、荘田さんの記録への意識について触れて、
今後もこうした写真を未来へ残し伝えていく大切さを書いてくださった方もいます。
また、自分の実家や住んでいた地域など
関係する写真を見つけて驚いたり当時を思い出したりといったケースもあるようです。
◆この特別企画展の見所は?◆
荘田喜與志さんが長く地域で写真撮影を続けてくれたことで、
帯広が車社会に変化したり、
市街地が郊外に広がっていく様子がわかります。
何気なく普段暮らしている自分の街が、
かつてどのようであり、
どうやって現在に至るのか、
そうした道のりを写真が物語っているように思います。
こうした自分の地域を考えるヒントが見所になります。
◆会場に展示してある写真について◆
昭和30年代のまちなかや馬の写真
昭和30年代後半からの自動車が多くなったまちなか
昭和40年代の空から見た帯広
時代ごとのNHK帯広放送局鉄塔から見下ろしたまちなみ
平成初期の鉄道高架事業と建て替わる帯広駅 等、約【370】点
◆特に注目の写真◆
【昭和35年頃の西二条通り】
ちょうど高度経済成長のころの写真です。西二条南10丁目を映した写真です。
右側から馬車が石炭を乗せてやってきています。
左側では石油を運搬するトラックが走っています。
馬から自動車へ、石炭から石油へと変化する時代を象徴する地域の写真と思います。
【金魚屋さんの写真】
帯広の街中で金魚を売る男性の写真です。
時代劇で見るような、江戸時代の魚屋さんがもちいる天秤棒をかついで、
金魚を歩いて売っていたようです。
荘田さんによれば年中販売していたそうです。
街中に人がたくさんいたからこそできた商売のあり方かと感じます。
◆ラジオを聞いている人にメッセージ◆
帯広十勝の写真をたくさん残された荘田喜與志さんの営みに触れていただくとともに、
「地元」が歴史の中でどのように変化してきたのかぜひご覧いただけましたらと思います。
(8月19日時点の情報を掲載しています。)
【帯広百年記念館】
※緊急事態宣言の為、9月12日迄臨時休館しています。
お問い合わせ 0155-24-5352
このページをシェアして友達に教えよう!
https://jaga.fm/pg_detail.php?id=12438