帯広百年記念館にお邪魔しました。
２階特別展示室で「郷土美術展」を開催しています。
十勝管内で絵画や工芸などの創造活動をされている
方々の作品が一堂に集まっています。


帯広百年記念館・小林麻紀子さん、ありがとうございました（＾∇＾）


◆郷土美術展◆
十勝管内で創作活動に励む人たちの発表の場として毎年開催しています。
今回は【帯広・幕別・広尾・芽室】から【７２】点が寄せられました。

作品のジャンルは
【水彩・油彩・パステル・ペン画などの絵画作品、
七宝・陶芸・和紙人形などの工芸作品】等が集まりました。

◆この郷土美術展の見所は？◆
昭和５７年から開催している歴史のある展覧会です。
長く十勝で創造活動を続けている方から初出展の方までの
さまざまなジャンルの作品を一同に鑑賞できる機会です。
コロナ禍においても創造活動を続けられ、
出展してくださった皆さまの作品はすべて力作揃いで、
今年度も大変見ごたえのある美術展となっています。　


◆会場に展示してある作品◆
水彩、油彩、パステル、ペン画・水墨画などの絵画作品の他、
陶芸、七宝、和紙人形・和紙のちぎり絵などを展示しています。
百年記念館などで活動しているサークルの皆さんの作品のほか、
個人の方からも出展いただいています。


◆特に注目の作品◆　【【長崎の鐘】（和紙人形）】

山口和紙人形教室のみなさんによる合作です。
・昨年NHKの朝の連続テレビ小説「エール」の中にもあった
「長崎の鐘」の歌や歴史をモチーフに制作された作品です。

・山口和紙人形教室の山口先生のお話しによると、
昨年はコロナ禍で集まってひとつの作品を作成するのが難しかったため、
教室の皆さまで、シスター・女学生の和紙人形を分担して作成されたとのこと。
そして、長崎の平和記念公園の鐘をモデルに「鐘」を作成し、
和紙人形３２体とともに１つの作品にされたとお伺いしました。



【アマビエ（陶芸作品）】

・帯広百年記念館で陶芸講座の講師をされている帯広銀陶会の砂田先生の作品です。
・コロナが早く収まるようにとアマビエを陶芸で２体、作ってくださいました。
・アマビエといっても、怖い感じのものでは全くなく、
２０cmほどのやわらかなパステルカラーのかわいらしいものです。
・アマビエの髪の部分や髪かざり、
うろこのパーツひとつひとつ、細かいところまで是非ご覧いただきたいです。


◆小林さんからメッセージ◆
今日ご紹介した作品以外にも力作揃いですので、
是非、多くの方に足を運んでご覧いただきたいと思っています。
またご来館の際には、
帯広・十勝の自然や開拓の歴史・産業を紹介している常設展示室にもお立ち寄りください。


※来場される方は、マスクの着用や、手指の消毒のご協力をお願い致します。
郷土美術展は、１月３１日(日)迄、帯広百年記念館２階　特別展示室で開催中！　
開催時間は　午前9時半～午後５時迄　（最終日は１５時３０分まで）
観覧は無料です　

【帯広百年記念館】　
帯広市緑ヶ丘２番地　
開館時間：午前９時～午後５時迄　　
休館日：月曜日　祝日の場合は祝日の翌日がお休み　
お問い合わせ　０１５５－２４－５３５２　
P:あり