先日、十勝毎日新聞の販売店　永年勤続表彰式があり。
お手伝いをさせて頂きました。

そこで　十勝毎日新聞社の販売局長さんが
話してくださったお話で。。。

新聞配達に関するエッセーコンテストのお話。
特別審査員には鳥越俊太郎さんも参加されている
一般社団法人　日本新聞協会販売委員会が主催している
ものだそうです。

そのコンテスト作品をまとめた冊子「ふれあいの詩」から
一つ作品を紹介してくださって。

ある老夫婦のお宅へ青年時代、新聞を配達していた
男性のエッセー。

苦しい家計を助けるためにと新聞を配達していた男性は
配達先の老夫婦のお宅でいつも新聞を一緒に読ませてもらったそう。

ある日、その老夫婦のおじいちゃんが亡くなってしまいます。
その後はおばあちゃんの為に新聞を配達していました。

数年後、おばあちゃんはおじいちゃんのもとへ。
お世話になった男性は、おばあちゃんの葬儀へとでかけます。

そこで　ご近所の方にこう言われたそうです。
「おばあさんは、おまえが毎日来るのがうれしくて
　字が読めないのに新聞をとっておられたんだよ・・・」と。

新聞を毎日届ける。
決まった時間に毎日。

情報を知るだけならば、こんな物語は存在しませんよね。

人が作り、人が運び、待ってるいる人がいるから。
だから読んで知ることも、たくさんあるのだと思いました。

司会でなければ
泣いてたかもしれないです。
いいお話を聞かせて頂きました。