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勝毎花火2016伊福部昭川上敦子
この記事の投稿者JAGA
(以下 7月26日十勝毎日新聞紙面より)
8月13日に十勝川河川敷特設会場で開かれる
「第66回勝毎花火大会」(十勝毎日新聞社主催)で、音更ゆかりの作曲家伊福部昭氏(1914~2006年)の楽曲と音更在住のピアニスト川上敦子さんの演奏をコラボした花火を打ち上げる。
25日に伊福部氏と親交のあったNPO法人音更町文化事業協会理事長の南出匠さんと川上さんが
FM-JAGAで番組収録を行い、伊福部氏の音楽性や思い出、花火本番に向けた思いなどを語った。
伊福部氏は映画「ゴジラ」のテーマ曲など日本を代表する作曲家として知られる。
生まれは釧路管内釧路町で、父利三氏が当時の音更村長に就任した際に音更に移住し、中学進学まで音更で過ごした経緯がある。
今回、花火を通じて古き良き十勝の文化を後世に伝えようと伊福部氏に焦点を当て、晩年の伊福部氏が演奏力に信頼を寄せた川上さんに協力を依頼。伊福部氏のピアノ組曲より「盆踊」の楽曲を川上さんが演奏し、和をテーマにしたプログラム第3部「JAPANEMOTION」の終盤にフルコーラス(4分15秒)で披露される。
25日にはFM-JAGAのDJ後藤朋子さんの司会で収録が行われ、伊福部氏の音楽性について南出さんは「十勝の広大な大地を踏みしめて培ったエネルギーを放出するかのようなダイナミックさを感じる」と説明。
13年前に南出さんの紹介で伊福部氏と出会った川上さんは「大きな演奏を好む点でも私と通じるものがあり、人生の師だった」と振り返り、「盆は亡くなった方が帰ってくると言われるが、この楽曲を通じて伊福部先生とつながる瞬間になれば」と願いを込めた。
収録した内容は8月8~11日放送予定の番組「Switch!」(月~木曜、午後2時~同4時半)で紹介される。(小縣大輝)
*当日は生演奏ではなく事前に制作された音源を使用します。
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