網走へ行ってきました。

いつも賑わっている街中も
人がまばらで静かでした。

静か、と感じたのは
人の賑わいのせいでもなく
海の音が聞こえないためです。
波が打ち寄せるあの音を聞いてこそ
海岸沿いの街に来たのね！
って思うのに・・

そうです。
流氷が見ごろを迎えていました。
遊覧船「オホーツク」も運行しており
例年よりは少ないとはいえ観光客もいて
珍しい景色をカメラに収めようと
一眼レフを首から下げて熱心に撮影されている方もいらっしゃいました。

流氷は、アムール川から流れ込む水によって
塩分濃度が極端に低くなる部分ができて
そこが寒気によって冷やされます。
低塩分水は冷えても，高塩分水よりは重くならないため2つの層の境よりは下に沈むことはないため
低塩分濃度の層だけで急速に凍り
50mの深さにわたって形成されているといわれています。
低塩分濃度層と高塩分濃度層の2重構造は，オホーツク海特有のものだそうです。

ジュエリーアイスのでき方と同じような感じですが
あんなに力強い高波をせき止めてしまうほど
壮大なスケールの氷が出来るのは不思議としか
いいようがありません。

帰り道に
小清水町にあるモンベルのショップへ立ち寄り
私は、レインコートを購入しました。

小清水町の濤沸湖はバードウォッチングの聖地といわれ、全国の渡り鳥の半数以上が見られるほど有名でモンベルとは「フレンドタウン」として観光事業を中心とした包括連携協定を結んでいるそうです。

店舗はオシャレでビジターセンターも併設され、オホーツクを楽しむ観光の拠点ともなっています。

本当に最近、どこもかしこも静かに感じます。
早く、賑やかにならないかなぁ～