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クマタカ -森の忍者-

十勝の自然

高木公平

この記事の投稿者高木公平

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クマタカ -森の忍者-

番組 KACHITTO(月-木 7:00~9:00)のコーナー「十勝の自然」(7:35~)は、日本野鳥の会十勝支部副支部長、「北海道の動物たち 人と野生の距離」著者の千嶋淳(ちしま じゅん)さんにご協力頂き、十勝の自然と人を繋ぐストーリーについて教えて頂いています。


クマタカについて。
文章と写真は千嶋淳さんです。


広げると1.6mにもなる幅広い翼を持つ大型の猛禽類で、「クマのように大きくて強いタカ」というのが名前の由来です。確かに、鋭い嘴や足の爪、目の輝きなどは見るからに強そうです。英名をMountain Hawk-Eagleといい、「山に住むタカのようなワシ」を意味します。ワシとタカの区別は厳密なものではなく、沖縄の八重山諸島に暮らすカンムリワシは翼を広げても1.2m程度なのにワシである一方、それよりはるかに大きなクマタカはタカです。


ヒマラヤからインドシナ半島、中国南部などに生息する南方系のタカで、北海道は分布の北限に当たります。一年を通じて山地の森林で暮らし、ウサギやエゾリス、エゾライチョウ、ヘビなど様々な森の動物を狩るハンターです。ワシ類やミヤマカケスとともにエゾシカの残滓を食べることもあります。アイヌは「ユケ・チカプ(獣の肉を食べる鳥)」と呼びましたが、習性をよく反映した名前といえるでしょう。


「森の忍者」と言う人もいます。他のタカのように大空高くから獲物を探すより、森の中を転々としながら木の枝に止まってじっと待ち伏せして狩りをするのが得意で、森から出て来ない日も多いからです。大きな体にも関わらず、一度林内に入ると小回りを利かせて器用に飛び回ります。密生した林内では互いの姿が見えづらいぶん、親子やつがいは頻繁に鳴いて互いの位置を確認します。エゾシカを思わせる「フィーヨー」の甲高い声で存在に気付くことも少なくありません。


十勝でも営巣木となるダケカンバやトドマツの巨木がある山地に生息しますが、森の中で密かに暮らす習性ゆえ、姿を見るのはなかなか大変です。ただ、秋から冬にかけては人里近くに狩りに出てきたり、分散中の若鳥が市街地に現れたりして思いがけず身近な場所で出会うこともあります。カラスが集団で尋常でない騒ぎ方をした時には、近くにクマタカや他の猛禽類がいることが多いので、注意してみると良いでしょう。


鳥の見方やマナー
http://www6.ocn.ne.jp/~wbsj-tk/manner.html


千嶋淳さんのブログはこちら。
http://blog.goo.ne.jp/torikichi14

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