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自衛隊第5音楽隊
公平の「教えて!十勝」
この記事の投稿者JAGA
高木です。
今日は、様々なイベントで素敵な演奏を届けている
自衛隊第5音楽隊について教えて頂きたいと思います。
留萌市出身の本田龍彦さん(トランペット)、
帯広市出身の岩倉幸雄さん(ホルン)、
弟子屈町出身の佐藤未紗(さとう みさ)さん(クラリネット)、
幕別町出身、帯広三条高校卒、赤城沙耶花(あかぎ さやか)さん(クラリネット)
にスタジオにお越し頂きました。
-自衛隊に音楽隊があるというのは、不思議な感じがするのですが、
どういった活動目的になるんですか?
岩倉さん
各国の軍隊には音楽隊があります。
自衛隊は軍隊ではありませんが、音楽演奏を通して隊員の士気の高揚、
地域の皆さんへの広報活動を目的としています。
-どのような場面で演奏をされるのですか?
有事の際には、頑張ってくれよと送り出す、
東日本大震災で派遣される隊員に元気を出してもらう、
等ですね。
-そういえば、取材の際、レンジャー部隊が特訓から帰って来た時にお帰りと迎え入れる際も、演奏されていたのを聞きました。
-第5音楽隊とありますが、第何番まで音楽隊があるのですか?
陸上自衛隊だけで、
第5音楽隊と同じ規模の40名弱の音楽隊が、
北海道から沖縄まで15まであります。
また、50名程の音楽隊が、
北海道、東北、関東、中国四国、九州沖縄の方面音楽隊が5つあります。
さらに、100名以上の中央音楽隊が1つ。
ですから、陸上自衛隊に合わせて21の音楽隊があります。
-第5音楽隊はいつごろ結成されたのですか?
自衛隊が出来た秋、60年前の昭和29年に結成し、
翌年の昭和30年から活動を開始しています。
-年に何回演奏をされているのですか?
本田さん
部内での演奏や、自治体から要請されたイベント等、
道東各地で年に70回から80回演奏しています。
-思い出に残っている演奏はありますか
はやりをやらせてもらっています。
先日、十勝マルシェで踊った妖怪体操や、
慎吾ママを踊ったこともありました。
子供達の喜んでいる顏を見たり、
一緒に踊ってくれるととてもうれしいです。
-1日にどれぐらい練習しているのですか。
佐藤さん
特別な訓練がない限り、1日中練習できます。
-なぜ第5音楽隊に入ろうと思ったのですか。
小学校から吹奏楽部に入っていました。
毎年地元に第5音楽隊が演奏に来てくれていて、
演奏を聞いて憧れていました。
-岩倉さん、自分達の演奏を聞いて入隊してくれるなんてうれしいですよね!?
岩倉さん
もちろん、うれしいんですが、
演奏しに行っていた学校の小学生が入隊。。
自分はどれだけ年をとったんだろうと(笑)
-隊員が増えたりすることもあるのでしょうか。
定員は決まっていて36名です。
退官者があれば、補充というかたちです。
-演奏する曲は皆さんで決めるのですか。
いいえ。企画係があり、隊長と話し合って決めます。
イベントのニーズや、年齢層などを考えながら考えています。
-今後の予定を教えて下さい。
赤城さん
・10月18日、北部方面隊音楽まつり(札幌:ニトリ文化ホール)
・11月13~15日、自衛隊音楽まつり(東京:日本武道館)インターネットで募集中
・12月6日、第5旅団ファミリーコンサート(帯広市民文化ホール)
最後に、佐藤さんと赤城さんから生演奏をして頂きました。
クラリネット2重奏で、
スタジオジブリの映画「魔女の宅急便」の曲、海の見える街。
素敵でした。
皆さんご出演、ありがとうございました!
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