特別展「手島圭三郎絵本原画展　森といのちの交響詩」の会場、
北海道立帯広美術館にお邪魔しました。
学芸課長・福地大輔さんありがとうございました。

※緊急事態宣言発出を受け５月１７日～５月３１日迄休館です。


◆「手島圭三郎絵本原画展　森といのちの交響詩」◆
北海道を代表する木版画家であり、絵本作家でもある、
手島圭三郎さんの絵本原画を紹介する展覧会です。

◆会場には　
絵本の代表作の原画
「しまふくろうのみずうみ」・「おおはくちょうのそら」・「きたきつねのゆめ」等
【１６２】点が展示されています。

手島圭三郎　絵本『しまふくろうのみずうみ』原画
1982年　絵本塾出版提供


◆特別展の見所は？◆　
印刷された絵本ではわからない木版画の立体感が見どころ。
一点一点の版画をじっくり鑑賞することができることに加え、
原画によって　絵本を読む体験をすることもできます。
絵本の原画ですので、一点一点ごとに　絵本の言葉も掲示しています。


◆「手島圭三郎絵本原画展　森といのちの交響詩」を開催しようと思ったきっかけは？◆
帯広美術館では、平成三年の開館以来、
絵本原画展などの、親子で楽しめる展覧会を折りに触れて開いてきました。
そうした中で、
北海道を代表する絵本作家の手島圭三郎さんの作品を紹介したく開催することにしました。
手島さんはちょうど今年四〇冊目の絵本を出版されています。


◆特に注目の作品◆
【かしこくいきるしまりす】
ふゆごもりにそなえ、
巣穴を整え、懸命にどんぐりを貯めるシマリスの生態をもとにした絵本です。
売店で絵本を販売していますが、この本が最も売れています。

【きたきつねのゆめ】

動物たちの写実的な描写と、
幻想的な風景表現がミックスした、
手島圭三郎さん独自の世界が最も伝わる作品です。
国外でも高く評価されています。

手島圭三郎　絵本『おおはくちょうのそら』原画
1983年　絵本塾出版提供



「手島圭三郎絵本原画展　森といのちの交響詩」
６月２７日（日）まで北海道立帯広美術館で開催！
※緊急事態宣言発出を受け、５月１７日～５月３１日迄休館です。

開催期間中の
開館時間：午前９時３０分～午後５時迄【入場は午後４時３０分迄】
観覧料：一般　７００円　大学生　４００円・高校生以下無料
電話：０１５５－２２－６９６３
P：帯広百年記念館と共通の駐車場