畑と食卓のキョリをグッと近づける原体験を提供している
いただきますカンパニー　井口芙美子さん


お天気が悪い日が続いていますが、畑の様子はいかがですか？


ジャガイモの花が満開でとてもきれいですよ！
今の時期が一番好きで、小麦もきれいですよ。
スイートコーンも日に日に大きくなっていますよ。



いただきますカンパニー素敵な社名ですね。
どのような会社ですか？


いただきますの心。日本人のすばらしい精神ですね。
防疫上の問題もありますし、
その思いを呼び起こす機会が減っていますね。
心から「いただきます」という言葉で出てくるような体験を提供しています。　「畑ガイドツアー」、地元の子供達向けの「畑クラブ」、「畑カフェ」の3本柱となっています


子供達の様子はいかがですか？


子供達は無邪気に笑って走りますね。
本別の１８０メートルある小麦畑ではのびのびしていました。
おいしいピザも食べました。

遠くから畑を見ると、緑一色だったりしますが、
近くで見ると、葉の大きさだったり、虫がいたり、肌触りだったりが
わかりますね。


大人の方はガイドに話しを聞いて頂くと
知的好奇心がくすぐられると思います。
畑のことを学ぶと、消費者が食品の違いがわかるります。
十勝の農産物の価値をより体験頂けると思います。


お客さんはどこからいらしているんですか？


今年で3年目になるんですが、
畑ツアーは本州からのお客さんが増えています
畑クラブは、転勤族の方が半数程です。十勝を知りたいと思っていらっしゃるんですね。
畑カフェは管内の管外が半々です。


何を求めて来られているんですか？


十勝らしさですね。
十勝と言えば広大な畑。この畑についてガイドから学び、
知的好奇心を満たしていらっしゃるんですね。

あとは、畑での非日常の体験ですね。


7月5日、6日ジャガイモの花を眺めながら
雪室で保管した甘いジャガイモを佐藤農場のナタネ油で揚げた
フライドポテトを食べることができる
「ジャガイモカフェ」＠坂東農場を開催。　



国際農機展、食彩祭でも出展予定です。
牛バーガー、豆バーガーを販売します。
この日のために掘った新ジャガをフライドポテトにします。


7月19日から21日
小麦カフェ＠坂東農場
黄金色の小麦を見ながらサンドイッチを食べます。
今年は小麦の成長が早いので刈り取る様子が見られるか、
あるいは刈り取った後かもしれません。その際は麦稈ロールを残して置こうと思っています。


7月25日から29日
とうきびカフェ＠坂東農場
去年はおばあちゃんが8本食べていました（笑）
生で1本、茹でて1本、焼いて1本、お召し上がり下さい。


多くの人の共感と協力がなければ
実現できないビジネスだと思いますが。


はい、そうなんです。
現在メインの農場は4件、
いつでも協力するよ言ってくれている農家さんは100件。
多くの方に共感に頂き、本当にありがたいです。

また契約畑ガイドは12名もいます。
元小学校の先生、元自衛隊、元JA職員等、
十勝の魅力を発信したいという気持ちでご協力頂いています。

最初は1人同然で始めた事業ですが、
このような広がりが出て来て、本当にうれしく思っています
ありがとうございます。


最後にリスナーの皆さんに一言お願いします。


農村景観こそが十勝の財産だと思います。
皆さんと発信して行けたらと思います。
是非、一度いらして下さい。
畑でお待ちしております。


井口さん、ありがとうございました！

http://www.itadakimasu.cc/