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ケアシノスリ

十勝の自然

高木公平

この記事の投稿者高木公平

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ケアシノスリ

番組 KACHITTO(月-木 7:00~9:00)のコーナー「十勝の自然」(7:35~)は、日本野鳥の会十勝支部副支部長、「北海道の動物たち 人と野生の距離」著者の千嶋淳(ちしま じゅん)さんにご協力頂き、十勝の自然と人を繋ぐストーリーについて教えて頂いています。


ケアシノスリ


冬の短い一日が終わりかけている海岸の原生花園。日中の風と波のおさまった夕凪の海上がクロガモの「ヒーホー」という声を長閑に運びます。防霧林の方で「ギャァ」と繰り返し叫ぶのはキタキツネでしょうか。夏の鮮やかさとは対比的なハマナス砂丘の上空10mくらいで、1羽の白っぽい猛禽類が足を垂らして羽ばたきながら、一点にとどまっています。ケアシノスリです。


北半球の寒帯から亜寒帯のツンドラ、針葉樹林で繁殖する中型のタカ類で、日本へは冬、主に北海道や東北へ渡って来ます。近縁種で、国内でも繁殖するノスリが森林から草原まで幅広い環境で見られるのに対し、海岸草原や大きな川の河川敷などの開けた環境で冬を過ごします。ノスリとは「野をこする」ように飛びながら獲物を探すことから来た名前で、ケアシの方はその名の通り、鳥にしては珍しく足の広い部分が羽毛に覆われたことに因んだ名前です。


渡来数は年によって著しく異なり、それは餌の大部分を占めるネズミ類の数に左右されます。繁殖地の極地周辺で冬でもネズミが多い年にはあまり南下しない一方、極地のネズミが乏しかったり、逆に夏にものすごく多く、繁殖が大成功したりした冬には北海道へも多数飛来します。低空を飛びながら、あるいは空の一点でヘリコプターみたくとどまりながらネズミを探し、卓越した視力でその姿を見付けると足を突き出し、鋭い爪を広げて襲いかかります。


学名を「ブーテオ・ラゴプス」といいます。「ブーテオ」はラテン語でノスリ、「ラゴプス」は同じくウサギを意味し、羽毛に覆われた足をウサギの足に見立てたものです。ところで足を覆う、ウサギと見紛わんばかりのフカフカの羽毛にはどんな意味があるのでしょう?海外の専門書や論文をいくつも調べ、鳥について日本でトップレベルの知識と経験を併せ持つ友人にも聞いてみたのですが、結局わかりませんでした。自然界は本当に謎と不思議に満ちています。


鳥の見方やマナー
http://www6.ocn.ne.jp/~wbsj-tk/manner.html


千嶋淳さんのブログはこちら。
http://blog.goo.ne.jp/torikichi14

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