25

77.8MHz FMラジオ局 エフエムジャガ

帯広から全国、全世界に発信!77.8MHz FM-JAGA

サイトマップ
  1. HOME
  2. DJ-INDEX
  3. 高木公平
  4. ハンノキ

DJ INDEXDJインデックス

ハンノキ

十勝の自然

高木公平

この記事の投稿者高木公平

  • 1732
ハンノキ

番組 KACHITTO(月-木 7:00~9:00)のコーナー「十勝の自然」(7:35~)は、日本野鳥の会十勝支部副支部長、「北海道の動物たち 人と野生の距離」著者の千嶋淳(ちしま じゅん)さんにご協力頂き、十勝の自然と人を繋ぐストーリーについて教えて頂いています。


ハンノキについて。
文章と写真は千嶋淳さんです。


ハンノキという和名はハリノキが転じたものだそうですが、詳しい語源はわかっていません。ハンノキ属の学名はアルヌスですが、こちらはラテン語で「水辺に栄える」を意味します。確かに、近縁種のケヤマハンノキ、ヤマハンノキなども含め、湿地や沼沢地、川岸など水気のある場所に生えます。根に放線菌(ほうせんきん)という菌が共生し、空中の窒素を取り込めるので、やせた土地や絶えず水に浸かっているような場所でも生きてゆけるのです。


最大で高さ20m、直径60cmほどになる高木ですが、湿原ではそこまで高くならず、むしろ横に広がったり、曲がりくねったりして俗にヤチハンノキと呼ばれます。ハンノキとヨシから成る群落は、世界の温帯より北の低層湿原に最も特徴的な植物群落です。十勝では豊頃あたりから先の十勝川下流にこの群落が普通で、釧路湿原や道東の湖沼群でご覧になった方も多いでしょう。


秋には翌年の3~5月に咲く花のつぼみを枝先に付け、葉が落ちた木の中でまるでミノムシのように多くのつぼみがぶら下がっています。冬のはじめには秋に熟した球状の果実を残したものも少なくありません。これらはマヒワ、ベニヒワなどの小鳥やエゾモモンガの冬の間の大事な食糧にもなります。5月に開いた葉は、ミドリシジミというチョウの幼虫の好物です。このように生き物は複雑なネットワークで繋がっていますので、一本の木を切ることの影響は木だけには収まらないのです。


湿地に先駆的に生えてくるので、積極的な植樹は行われて来なかったようですが、緻密な木目を持つ材が建築、鉛筆などに使われたほか、樹皮は染料や革をなめすのに用いるタンニンの原料としても利用されて来ました。花の咲く早春に、密に生えている場所の近くでは飛散した花粉がスギ花粉症と同様のアレルギー症状を引き起こすこともあります。


鳥の見方やマナー
http://www6.ocn.ne.jp/~wbsj-tk/manner.html


千嶋淳さんのブログはこちら。
http://blog.goo.ne.jp/torikichi14

このページをシェアして友達に教えよう!
http://jaga.fm/dj_detail.php?id=6588

----------

INFORMATIONお知らせ・プレゼント

----------

PICKUP TOPICSオススメピックアップ!

JAGA.FMホーム