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ゴマフアザラシ 

十勝の自然

高木公平

この記事の投稿者高木公平

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ゴマフアザラシ 

番組 KACHITTO(月-木 7:00~9:00)のコーナー「十勝の自然」(7:35~)は、日本野鳥の会十勝支部副支部長、「北海道の動物たち 人と野生の距離」著者の千嶋淳(ちしま じゅん)さんにご協力頂き、十勝の自然と人を繋ぐストーリーについて教えて頂いています。


ゴマフアザラシについて。
文章と写真は千嶋淳さんです。


アザラシというと動物園か、はたまた北極や南極にでも行かないと見られないと思っている人も多いのではないでしょうか。ところが、帯広から車で1時間程度の十勝川河口でも冬に野生のアザラシを観察できます。北海道近海に生息する5種のアザラシのうち、十勝川河口で見られるのは主にゴマフアザラシ。海水が混じる河口部は完全には結氷せず、水面に面した氷の上で数~10数頭が休んでいるほか、付近の海岸や漁港の水面から海坊主のような頭を出して泳ぐ姿もよく目にします。


オホーツク海とベーリング海に約40万頭が生息し、白っぽい全身にゴマのような黒斑が点在することからその名があります。北海道周辺では知床やオホーツク海の流氷上で、3月後半に白い保護色の産毛に覆われた赤ちゃんを出産します。近年、道北の日本海側では一年じゅう生息する個体が急増し、タコ漁などへの被害が深刻化しています。


成獣の体長は1.7mと成人並みですが、十勝川河口で見られるのは1m前後の小型のものが大部分です。繁殖を始めるのに早くて3年、通常は5年以上かかるため、繁殖に参加しない若いアザラシがやって来るのです。


シーズンにはマスコミにもしばしば取り上げられ、「河口でチカやカレイを食べ…」といった表現をよく目にします。アザラシは大きな獲物以外は水面下で丸呑みにしてしまうので、食べ物を知るには胃の中身や糞を念入りに調べる必要があります。おそらく、その時期に港でよく釣れる魚からの憶測なのでしょうが、文献や専門家のコメントといった裏付けが無いことを、あたかも事実のように発信するのは厳に慎まねばなりません。


アザラシはたいへん臆病な動物です。観察は堤防や砂浜から双眼鏡などを用いて行い、不用意に近付かないようにしましょう。アザラシの休む氷の縁は場所によって非常に脆く、一歩間違えば重大な事故にも繋がりかねません。


鳥の見方やマナー
http://www6.ocn.ne.jp/~wbsj-tk/manner.html


千嶋淳さんのブログはこちら。
http://blog.goo.ne.jp/torikichi14

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