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ギンザンマシコ -数年から10数年に一度、北海道の平野部に-

十勝の自然

高木公平

この記事の投稿者高木公平

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ギンザンマシコ -数年から10数年に一度、北海道の平野部に-

番組 KACHITTO(月-木 7:00~9:00)のコーナー「十勝の自然」(7:35~)は、日本野鳥の会十勝支部副支部長、「北海道の動物たち 人と野生の距離」著者の千嶋淳(ちしま じゅん)さんにご協力頂き、十勝の自然と人を繋ぐストーリーについて教えて頂いています。


ギンザンマシコについて。
文章と写真は千嶋淳さんです。


ギンザンマシコの名を知っている人はよほどの鳥好きか、登山の経験が豊富な方でしょう。「マシコ」は漢字で猿に子と書き、ベニマシコ、オオマシコなどの近縁種も含め、オスの赤い体がニホンザルの顔を連想させることに因んだ名前です。「ギンザン」の方は後志の仁木町にある銀山の地名に由来する、翼の白線から付けられた「ギンスジマシコ」が訛ったなどいくつか説があり、正確にはわかっていません。江戸時代中期には既にこの名前で呼ばれていました。


オスはほぼ全身が紅色の美しい小鳥で、日本では北海道でのみ繁殖します。大雪山のハイマツ帯で巣や卵が発見されているほか、日高山脈、知床半島、利尻山(りしりざん)の高山帯でも夏に目撃されていますが、いずれも数は多くありません。

 
そんな高山の鳥が、池田町の自宅近くを渡ってゆくのをこの秋は何度も見たほか、つい先日は音更町の住宅地で街路樹として植えられているナナカマドの実を食べる姿も観察できました。札幌や旭川など道内のほかの場所でも、この冬は例年より多いようです。このように数年から10数年に一度、北海道の平野部でギンザンマシコがたくさん見られる冬があります。
 

北海道では高山帯に特化したギンザンマシコですが、ユーラシア大陸や北米大陸ではタイガと呼ばれる北方針葉樹林に広く分布します。それらの林では餌となるトウヒなどの実の成りが悪かった年には、種子食の鳥が食物を探して通常より南の地域まで集団で大移動することが知られています。足環などの確たる証拠はありませんが、冬の北海道の平地に現れる群れは、大陸の北方林から渡って来たのかもしれません。
 

ナナカマドの街路樹にはヒヨドリ、ツグミなど多くの鳥が群がって、真っ赤に色付いた実を競い合って食べます。食事に夢中な鳥たちは警戒心が薄く、真下で観察していても逃げないほどです。今年はその中にギンザンマシコの紅の姿もあるかもしれません。


鳥の見方やマナー
http://www6.ocn.ne.jp/~wbsj-tk/manner.html


千嶋淳さんのブログはこちら。
http://blog.goo.ne.jp/torikichi14

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